絹のようなお菓子

先日『シフォンカフェ　ファボリ』さんに行ってきました。
ふわふわでおいしかったです。

シフォンカフェ　ファボリ(chiffon cafe Favori)
愛知県名古屋市中川区柳瀬町3-23
https://www.chiffoncafe-favori.com/

 

ところでシフォンケーキの名前の由来ってご存じですか？
シフォンとは、絹で織られた薄い布のこと。
シフォンケーキは空気をたくさん含んだメレンゲを材料に作るため、
絹で織られた薄い布のようにふんわりと軽い独特の食感なのが大きな特徴。
生地の様子が薄い絹のようにきめ細かいので、シフォンケーキという名前が付けられたそうです。

シフォンケーキを作るときは、バターではなくサラダ油を材料に使うのが特徴。
粘性の低い油を使用して生地中にまんべんなく油脂を行きわたらせ、ふわふわと柔らかい触感に仕上げるためです。
サラダ油のように常温でも液体状の油は、生地を膨らませるグルテンをなめらかにして伸びを良くする働きがあります。
バターを使った場合よりもふんわりと膨らみやすく、軽くてボリューミーな状態の生地に焼き上げることが可能です。

健康にも使用する油の種類も使い分けることで、違った効果があると言われています。
もしよかったら料理の際に試してみてください。

 

【オレイン酸】
悪玉コレステロールだけを下げる効果があるといわれています。
体内でも作り出すことができ、酸化しにくい特質を持っています。
＜オレイン酸が多い油＞
・オリーブオイル
　オリーブの果実から得られる油で、
　酸化されにくいオレイン酸を比較的多く含むため、他の食用の油脂に比べて酸化されにくく、常温で固まりにくい性質を持ちます。

・菜種油
　日本の代表的な食用油で、菜種を絞って作られます。酸化、熱に強いのが特徴です。

・紅花油（サフラワー油）
　紅花の種子から作られている種子油。無味無臭の軽い食感が特徴です。

 

【リノール酸】
体の組織が正常に機能する上で欠かせません。不足すると、成長阻害や皮膚障害が生じたりすることがあります。　また、血中コレステロールを下げるといわれています。
＜リノール酸が多い油＞
・大豆油
　日本の代表的な食用油で、大豆の種子から採取される油。
　サラダ油の他マヨネーズやマーガリンの原料などとして広く用いられています。

・コーン油
　トウモロコシの胚芽を原料にした油。揚げ物などの加熱調理に最適とされています。

・綿実油（めんじつゆ）
　ワタを取った後の種を原料とした油。冷めても風味が落ちにくく、高級油として用いられています。

 

【リノレン酸】
発ガンの抑制やアレルギー症状に効果があるといわれています。脳細胞の活動を支えるDHA（ドコサヘキサエン酸）も、この脂肪酸の仲間です。
＜リノレン酸が多い油＞
・亜麻仁油（あまにあぶら・フラックスシードオイル）
　亜麻（あまに）の種子を搾った油で、独特な風味があります。
　酸化しやすく、加熱に弱いためサラダのような生野菜や魚にかけたりする生食向けが特徴一般的です。

・荏胡麻油（えごま油）
　シソ科の「えごま」が原料の油。
　胡麻油以上に独特な風味があります。酸化しやすく、加熱に弱いので生食向けとして用いられています。

 

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